浦頭沖の海底砲弾1発発見 海自佐世保が回収

 海上自衛隊佐世保地方総監部は26日、佐世保市針尾北町の浦頭岸壁から北約400メートルの海底(水深約10メートル)で、旧日本海軍の「艦艇銃砲短5糎(センチ)弾」とみられる砲弾1発が見つかったと発表した。
 総監部によると、25日午前9時ごろ、しゅんせつ工事に伴う潜水探査中に作業員が発見。長さ約55センチ、直径5センチで信管があった。海自佐世保警備隊水中処分隊が回収。後日処分する。
 同じ海域で見つかった鉄製の箱15個は、旧日本海軍の20ミリ弾の弾倉とみられることが分かった。いずれも弾は入っていなかった。

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