アルカスで原爆パネル展 平和の大切さ伝える 27日まで

 原爆の恐ろしさと平和の大切さを伝える「原爆パネル展」が26日、佐世保市三浦町のアルカスSASEBOで始まった。27日まで。
 原爆の実相を次世代に継承したいと、生活協同組合ララコープ県北エリア委員会が毎年企画している。
 広島、長崎両市の変わり果てた様子、やけどをおった人や水を求める人の姿を伝える写真や絵のパネル30点と、被爆体験の紙芝居を展示。来場者は真剣な表情で見入っていた。
 市立祇園小6年の小泉勘太君(12)は「何の関係もない人たちが巻き込まれる戦争は、二度と起こってほしくない」と話した。
 ララコープはパネルや紙芝居の貸し出しもしている。

原爆の恐ろしさを伝えるパネル展=アルカスSASEBO

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