都城空襲遺族会が解散 「語り継ぐ会」発足、活動へ

都城空襲犠牲者の追悼会であいさつする遺族会代表世話人の地頭所さん(右)

 第2次世界大戦中の空襲により旧都城市で犠牲になった市民88人を追悼する「都城空襲犠牲者遺族会」(地頭所栄八・代表世話人、約30人)が、会員の高齢化に伴い解散する。今後は同市の戦没者遺族らと共に「都城空襲と戦争を語り継ぐ会」を発足させ、活動していく考え。毎年8月に行っている追悼会は規模を縮小して継続する予定で、今後も変わらず恒久の平和を願い、戦争の悲惨さや平和の尊さを訴え続けるという。

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