戦争犠牲者思い後世へ 軍服や写真、遺品デジタル記録

遺品館に展示されている戦争遺品。デジタルアーカイブ化による記録を進めている=宮崎市・県護国神社の遺品館

 終戦から今年で73年を迎え、戦争経験者が少なくなる中、宮崎市の県護国神社(杉田秀清宮司)は、境内の「遺品館」に収蔵する戦争遺品約600点の一部を撮影し、パソコンやスマートフォンで見られるデジタルアーカイブ化を進めている。現在、写真50点を同神社のホームページ(HP)に掲載。関係者は「多くの人が犠牲になった戦争を、遺品を通じて知ってほしい」と語る。

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