1945(昭和20)年6月29日未明の延岡大空襲から73年を迎えた29日、延岡市内各地で慰霊行事があった。同市は当時、化学薬品などの軍需工場があったため、県内で最大の被害を受けた。米軍のB29爆撃機による焼夷(しょうい)弾攻撃の死者は300人以上に上り、市中心部の建物の大半は焼失した。犠牲者の遺族らは悲劇を忘れず、平和の尊さを次代に伝えていくことを誓った。
延岡大空襲「忘れない」 殉職栗田教諭しのぶ
- Published
- 2018/06/29 18:59 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 15:54 (JST)