市職員名乗り「還付金ある」60代男女が相次ぎ詐欺被害 どちらも49万9312円振り込む

京都府警亀岡署

 京都府警亀岡署は25日、亀岡市職員を名乗る男に、年金や介護保険料の還付金名目で現金約50万円をだまし取られる特殊詐欺被害が市内で2件相次いだと発表した。

 同署によると、同日午前9時半ごろに女性(61)宅に、午前10時ごろに男性(67)宅にそれぞれ市職員を名乗る男から「年金を払いすぎているのでお金を返す」「介護保険料の払いすぎによる還付金がある」と電話があった。2人は指示に従い、市内の別々のATMでそれぞれ49万9312円を指定された口座に振り込んだ。口座名義は同じで、同署は同一グループの犯行とみて捜査している。

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