龍谷大平安高校がセンバツ初戦突破 長崎日大との接戦制す

7回裏龍谷大平安2死二塁、右前適時打を放つ白石。二走松井が生還し、4-3と勝ち越す

 第95回選抜高校野球大会第4日は21日、甲子園球場で2回戦が行われた。第2試合で4年ぶり42度目の出場となった龍谷大平安が4-3で長崎日大に逆転勝ちし、3回戦に進んだ。26日の第4試合で仙台育英(宮城)-慶応(神奈川)の勝者とベスト8進出を懸けて対戦する。

 龍谷大平安は1-3の七回、2死無走者から代打松井や白石の適時打など5連打と相手バッテリーのミスで3点を奪って逆転。八回から登板した岩井が無失点でしのいだ。二回に相手のバッテリエラーで先制したが、直後に追い付かれた。七回に重盗などで2点を勝ち越されたが、直後に集中打を浴びせた。先発のエース桑江は、序盤は毎回走者を背負ったが、変化球を低めに集めて7回3失点にまとめた。

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