
流通大手イオンは4日までに、米国産と国産のブレンド米を10日ごろから順次販売すると発表した。価格は4キロ3002円。国産米より1割以上安く、コメ高騰が続く中で割安感のある「新たな選択肢」を提供する。北海道と東北、沖縄を除く「イオン」や「ダイエー」など約2千店舗の店頭に並ぶ予定。
発売するのは「二穂の匠」。ブレンド比率は米カリフォルニア産ジャポニカ米が8割、国産米が2割で、それぞれの長所を生かした味わいを実現できたという。イオンでは、政府が放出した備蓄米も一部の店舗で販売が始まっている。
コメ不足に対応した輸入米の販売では、西友が昨年11月に台湾産のジャポニカ米を発売した。