
【シャルルボワ共同】先進7カ国(G7)外相会合が12日夜、カナダ東部シャルルボワで開幕し、13日に本格協議を始めた。米国が主導するロシアとウクライナの和平交渉に欧州がどう関与するかが議題となる。トランプ米政権の関税圧力でG7の連携が揺らぐ中、結束を確認できるかどうかが焦点だ。パレスチナ自治区ガザ情勢や、中国が海洋進出を強めるインド太平洋地域の安定も話し合う。
議長国カナダのジョリー外相は本格協議の冒頭「われわれは一丸となって現状の課題に対処しなければいけない」と述べ、G7各国に団結を呼びかけた。