
【ニューヨーク共同】米欧の複数のメディアは10日、交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)にシステム障害が起き、アプリなどの利用ができなくなったと報じた。米ブルームバーグ通信によると、米国、英国、フランス、インドなどの利用者が、アプリに接続できなくなるなど広域で影響が出たという。
Xを所有する米実業家のイーロン・マスク氏は「Xに対する大規模なサイバー攻撃があった」としている。
インターネットの通信障害をまとめているサイト「ダウンディテクター」によると、Xでは日本時間10日夜から断続的に障害が発生した。少なくとも数万人が障害についてサイトに報告しており、影響は日本の利用者にも波及した。
マスク氏は「われわれは毎日攻撃を受けているが、これは大規模で組織化されたグループか国が関与している」との見解を示した。サイバー攻撃が障害発生の原因とみて調査する。