
自動車のF1シリーズ開幕を控え、ホンダ・レーシング(HRC)が4日に東京都内で記者会見し、渡辺康治社長はレッドブルとの協力関係の最終年となる今季へ「F1の歴史に残る大いなる成功だったと自負している。有終の美を飾るべく、最後まで(レーシングブルズを含む)2チームと全力で戦う」と語った。
レッドブルとレーシングブルズに、エンジンを中心としたパワーユニット(PU)の技術支援をしているが、2026年から英国のアストン・マーチンにPUを供給し、21年以来5年ぶりにF1に復帰する。渡辺社長は「人と技術を育てる。世界トップの厳しい世界に身を置き、そこで成功体験を得る」と参戦の意義を説明した。