
【ローマ共同】ローマ教皇庁(バチカン)は27日、肺炎で入院中の教皇フランシスコ(88)の病状は改善が続いていると発表した。退院時期は未定のままで、快方の見通しを示すには「さらに数日間の安定した状態が必要だ」としている。
教皇は病室での仕事も継続している。引き続き酸素を投与しており、呼吸に関する理学療法も受けているという。
教皇は14日、ローマの病院に入院。バチカンは22日に病状が前日より悪化したと発表したが、ここ数日は回復傾向にある。
教皇は2023年3月にも呼吸器感染症に罹患し、入院した。