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三菱UFJフィナンシャル・グループは、社員の家庭で料理に使われた食用油を回収し、航空機用再生燃料(SAF)の原料にする取り組みを始めた。1月中旬に愛知県内でイベントを実施しており、全国に広げたい考えだ。持続可能な形で資源を利用する「循環型経済」への移行に向け、社員の環境意識を啓発する狙いがある。
三菱UFJはこれまで、全国の支店や寮などにある約220カ所の食堂で出た廃食用油をSAF向けに提供してきた。企業が社員の家庭から食用油を回収する今回の取り組みは全国的に珍しいといい、製造されたSAFは日本航空や全日本空輸の航空機で使われる。