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【ニューヨーク共同】週明け27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前週末比289.33ドル高の4万4713.58ドルで取引を終えた。中国の新興企業が低コストの生成人工知能(AI)を開発したと伝わり、半導体関連銘柄などに売り注文が出る一方、景気動向に左右されにくい生活関連銘柄が買われ、相場を支えた。
中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」が低コストで開発した生成AIモデルを発表し、好調だった米国のAI産業に打撃となるとの懸念が広がった。ハイテク株主体のナスダック総合指数は大幅続落し、612.47ポイント安の1万9341.83。