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川崎市は27日、同市川崎区の大師橋駅から東京都大田区の天空橋駅間などのルートで自動運転による路線バス運行の実証実験を始めた。市によると、都道府県境をまたぐルートの路線バスでのこうした実験は全国で初めて。
この日は出発式が開かれ、テープカットのほか、関係者や報道機関向けの試乗も実施。福田紀彦市長は出発式で「地域の足を守っていくためには、最新技術を駆使し、自動運転が補っていく世界観をつくっていかなければいけない」と強調した。
川崎市では、人手不足からピーク時の2018年度に比べ、23年度は1日当たりのバス便数が2割近くの2300便減少している。