国民スポーツ大会が閉幕、佐賀 国民体育大会から改称後、初開催

成年男子110メートル障害決勝 13秒29の大会新で優勝した千葉・阿部竜希=SAGAサンライズパーク陸上競技場

 国民スポーツ大会「SAGA2024」は15日、秋篠宮家の次女佳子さまをお迎えして佐賀市のSAGAアリーナで総合閉会式が行われ、国民体育大会(国体)から改称後、初となる大会が閉幕した。次回は滋賀県を主会場に来年9月28日~10月8日に開催される。

 陸上成年男子110m障害決勝は阿部竜希(千葉)が13秒29で優勝。成年男子800m決勝は岡村颯太(佐賀)が1分47秒09で、成年女子800m決勝は渡辺愛(大阪)が2分2秒39で制した。いずれも大会新記録を樹立した。

 少年男子B3000m決勝で、2位の稲垣翔馴(神奈川)が8分7秒29の中学新記録をマーク。従来の記録を3秒83更新した。

成年男子800メートル決勝 1分47秒09の大会新で優勝した佐賀・岡村颯太=SAGAサンライズパーク陸上競技場
成年女子800メートル決勝 2分2秒39の大会新で優勝した大阪・渡辺愛=SAGAサンライズパーク陸上競技場
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された秋篠宮家の次女佳子さま=15日、SAGAアリーナ

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