【ダナン（ベトナム中部）共同】ベトナム南部ビントゥアン省の捜査当局は25日、南部ホーチミン在住の会社員塙義一さんの長男幸士君＝当時（10）＝が2022年に同省のリゾートホテルにあるプールで死亡した事故を巡り、現場検証を実施した。塙さんの弁護士が取材に明らかにした。塙さんは幸士君が遊泳中に水中の排水口に吸い込まれ、溺死したと訴えている。
市レベルの捜査機関は23年夏、事件性がないと結論付けていた。だが遺族が関係機関に要請を重ねたことなどを受け、上部組織に当たるビントゥアン省の捜査機関が今年2月、過失致死容疑で調べると遺族に通知していた。
