前線を伴う低気圧の影響で、関東甲信や東北太平洋側では13日朝にかけて海上を中心に非常に強い風が吹くとして、気象庁は12日、暴風や高波に警戒を呼びかけた。また、西日本では13日未明、東日本では同日昼前にかけて大気の状態が非常に不安定になるとして、土砂災害や河川の増水に注意が必要だとしている。
気象庁によると、低気圧が急速に発達しながら本州の南岸沿いを進んだ後、日本の東を北東に向かう見込み。関東では、うねりを伴う大しけとなる所がある。西日本から東日本の上空約5500メートルには氷点下30度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込み、大気が不安定な状態となる。
