開会式は午後7時半開始 パリ五輪、セーヌ川で実施

パリ五輪開会式の運営テストで、パリ中心部のセーヌ川を進む船団=2023年7月

 【パリ共同】パリ五輪組織委員会のエスタンゲ会長は8日、パリ郊外のサンドニで記者会見し、7月26日にセーヌ川で行う開会式を午後7時半(日本時間27日午前2時半)に開始すると発表した。日没前にスタートし、同会長は「自然な光(日光)を最大限に活用したい」と語った。

 夏季五輪で史上初めて競技場外で実施される開会式は約6キロにわたって選手らがセーヌ川を航行。安全面が懸念され、観客数を当初の60万人から30万人に縮小している。

 準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会は大会本番へ向け、現地視察や会議を終えた。

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