長崎県でアマゾンジャパンの商品を扱うフリーランスの配達員が下請け会社に対し実行したストライキを巡り、配達員が加入する労働組合「東京ユニオン」は8日、東京都目黒区のアマゾンジャパン本社を訪れ、配達業務の発注元として問題解決に関わるよう要請書を提出した。
労組によると、要請書では、配達員らが契約する2次下請け会社への委託打ち切りを決めた横浜市の1次下請け会社に対し、就労継続の措置などを指導するようアマゾン側に求めた。
ユニオンのメンバー20人ほどは「働く者たちの声を聞け」とシュプレヒコールを上げた。長崎県で働く50代の男性配達員は「仕事がなくなれば死活問題だ」と訴えた。
