無人機攻撃の死者12人に オデッサ、軍人の家族犠牲

無人機攻撃を受けた集合住宅の現場近くに捧げられた花やぬいぐるみ=3日、オデッサ(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ南部オデッサ州のキペル知事は3日、州都オデッサの集合住宅に対する無人機攻撃の死者が12人に上ったと発表した。がれきの下から新たに10歳と8歳の兄妹の遺体が見つかった。

 ウクライナ軍や地元メディアによると、兄妹は軍人オレフ・クラベチさんの妻テチアナさんが、先夫との間にもうけた子供。クラベチさん夫妻と7カ月の乳児も、今回の攻撃で死亡した。

 ゼレンスキー大統領は3日、通信アプリに声明を投稿し「世界はロシアの悪事に対し、対抗しなくてはならない」と訴えた。

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