25年度にもアメフト新部 日本大、元部員側に説明

日本大アメリカンフットボール部のグラウンド

 日本大が29日、違法薬物事件で廃部にしたアメリカンフットボール部の元部員代表と保護者代表に新部創設について説明の場を設け、2024年度は断念し、25年度以降を目指して検討すると伝えた。日大競技スポーツ部は「本学が社会の信頼を取り戻すとともに、元部員も大学内外からの信頼を取り戻して社会に受け入れられるための静かな環境が整わなければ実現できません」とした。

 事件に関与していない新2年生と新入生は4月設立予定の「競技スポーツセンター」預かりとし、練習のためのグラウンドなど施設を提供するとした。新3年生と新4年生は、捜査状況を見極めるという。

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