北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、サッカー女子のパリ五輪アジア最終予選第1戦で北朝鮮が24日に日本とサウジアラビアのジッダで対戦し、0―0で引き分けたことを初めて伝えた。朝鮮労働党の機関紙、労働新聞も26日付で記事を掲載した。北朝鮮内でも高い関心を示しているとみられる。
日朝の両チームが28日に日本で第2戦を控えていることも報じられた。北朝鮮の代表選手らが25日夜に東京の羽田空港に到着したことについては触れていない。
到着した北朝鮮の代表選手らに対し、羽田空港では在日朝鮮人らが「マンセー」の歓声で出迎えた。赤いコート姿の一行は手を振って応じ、バスに乗り込んだ後も報道陣に笑顔を見せた。