ミャンマー人女性難民認定 名古屋入管、民主化運動に参加

名古屋入管から難民認定され、取材に応じるミャンマー人女性ミィンミィンエイさん=22日午前、名古屋市

 名古屋出入国在留管理局(名古屋入管)は、愛知県岡崎市在住のミャンマー人女性ミィンミィンエイさん(28)を難民認定した。本人が22日、明らかにした。ミャンマーの民主化運動に携わっており、政治的理由で昨年9月に申請していた。

 ミィンミィンエイさんによると、2019年1月に技能実習生として来日。働きながら民主化を求め、講演や募金活動をしてきたが、21年のクーデター以降は帰国が難しくなった。22年には反政府派を支援していた弟=当時(20)=と母親=同(55)=が国軍に殺された。

 22日、ミィンミィンエイさんは名古屋入管を訪れ「本当にうれしかった」と話した。

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