プーチン氏別荘上空を飛行 無人機、石油施設攻撃か

プーチン大統領(アナトリア通信提供・ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】ウクライナメディア「RBC」は18日、国防省情報総局が特殊作戦としてロシア北西部サンクトペテルブルクの石油施設に無人機攻撃を実行し、1機がプーチン大統領所有とされる別荘の上空を飛行したと伝えた。ウクライナ当局者の話としている。

 ロシア国防省は同日、サンクトペテルブルクに隣接するレニングラード州に無人機が飛来し、迎撃したと発表した。ロシアメディアは、サンクトペテルブルクの石油ターミナルに無人機の破片が落ちたと報じた。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、フランスのマクロン大統領と電話会談した。両国が締結を目指す安全保障協力に関する協定について、準備を進めることを確認した。

 先進7カ国(G7)は昨年、ウクライナに長期的な安全保障を約束するとした共同声明を発表。各国が2国間協定の締結に向けてウクライナと協議している。今月12日に英国が初めて協定を結んでいた。

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