クリミアの航空基地攻撃 ウクライナ、攻勢強める

ロシア軍がウクライナ東部ハリコフに撃ち込んだミサイルの残骸を調べるウクライナ当局者=2日(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は6日、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島西部のサキ航空基地を攻撃したと明らかにした。通信アプリに「全ての目標に命中した」と投稿した。ウクライナ側はクリミアへの攻勢を強めている。

 ロシア国防省は6日、クリミア上空に同日未明に飛来したミサイル4発を防空システムで破壊したと発表した。

 北朝鮮が複数の短距離弾道ミサイルと発射装置をロシアに提供し、ロシアが使用したとの米国の発表を受け、ハリコフ州検察の報道官は6日、ロシア軍が2日に撃ち込んだミサイルの一部が北朝鮮製の可能性があると記者団に説明した。ロイター通信が報じた。

© 一般社団法人共同通信社