バイデン氏「関係正常化」 中国主席、6年半ぶり訪米

14日、米西部サンフランシスコの空港に到着したバイデン大統領(ゲッティ=共同)

 【サンフランシスコ共同】バイデン米大統領は14日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のためサンフランシスコに入った。約6年半ぶりに同日訪米する中国の習近平国家主席と15日に会談する。バイデン氏はワシントンを出発前、会談目的は対話が滞っている軍同士が連絡を取り合えるよう米中関係を「正常な方向に戻すことだ」と記者団に語った。

 1年ぶりとなる米中首脳の対面会談では、軍同士の対話再開で合意する見通し。

 米オンラインメディア「セマフォー」は、バイデン氏と習氏が、人工知能(AI)に関する協議枠組みの新設で合意する見通しだと報じた。

14日、米西部サンフランシスコの空港に到着し、手を振る中国の習近平国家主席(ロイター=共同)
バイデン米大統領(左)(ゲッティ=共同)、中国の習近平国家主席

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