在韓国連軍の解体要求 北朝鮮「危険千万な企て」

 【ソウル共同】北朝鮮外務省傘下の軍縮平和研究所は13日、米軍主体の在韓国連軍の構成国による国防相会議がソウルで14日開かれることを「危険千万な企てだ」と非難し、国連軍解体を要求する立場を表明した。朝鮮中央通信が伝えた。

 国連軍に関し、米国が朝鮮戦争(1950~53年)当時「侵略武力を投入するために作り出した不法無法の戦争機構」であり、国連とは何の関係もないと主張。会議は「第2の朝鮮戦争を挑発するための条件整備に着手した」ことを示すものだと強調した。

 韓国国防省によると、会議は初開催で韓国の他に17カ国が参加する。

© 一般社団法人共同通信社