ネタニヤフ氏「ガザ占領求めず」 ハマス壊滅まで侵攻と主張

イスラエルのネタニヤフ首相(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は9日の米FOXニュースのインタビューで、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの壊滅まで軍事侵攻を続ける考えを改めて強調した。「ガザの占領や統治は求めていない」としたが「非軍事化」が必要だと主張した。

 ネタニヤフ氏は、ハマス壊滅への「時刻表は設定していない」と語った。10月7日のイスラエル奇襲の首謀者とするハマスのガザ地区責任者、ヤヒヤ・シンワール氏らはガザにおり、掃討すると述べた。

 ネタニヤフ氏は今月6日のインタビューで、戦闘後に「イスラエルがガザの安全保障全般の責任を無期限に持つ」と語っていた。

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