在留外国人、過去最多322万人 就労伸び、入国者数も復調

 出入国在留管理庁は13日、6月末時点の在留外国人数が322万3858人で、2022年末から14万8645人増え、過去最多を更新したと発表した。在留資格別では「技能実習」「特定技能」が伸び、人手不足を背景に就労目的の中長期滞在者が増加。観光客を含む23年上半期の外国人新規入国者数は1015万4249人となり、コロナ禍前の7割程度にまで回復した。

 在留外国人のうち、最も多い在留資格は「永住者」で22年末から1.9%増の88万178人。「技能実習」が同10.2%増の35万8159人、エンジニアや経理担当などとして働く「技術・人文知識・国際業務」が同10.9%増の34万6116人と続く。

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