イスラエルとの連帯を表明 NATO、双方に自制も要求

 【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)国防相会合は12日、ブリュッセルのNATO本部でイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃への対応を協議した。同国のガラント国防相がオンラインで参加し、被害やイスラエル軍の反撃状況を説明。NATOはイスラエルとの連帯を表明するとともに、事態をエスカレートさせないよう双方に自制を求めた。

 NATOは「イスラエルには不当なテロに対する自衛の権利がある」としてハマスに人質解放と民間人の保護を要求。ストルテンベルグ事務総長は会合で「今回のテロ攻撃を可能な限り強い言葉で非難する」と述べた。

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