重岡銀次朗「燃えている」 王座統一戦へ順調アピール

正規王者との王座統一戦に向け調整する重岡銀次朗=東京都品川区のワタナベジム

 国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級暫定王者で23歳の重岡銀次朗(ワタナベ)が29日、東京都内で、正規王者のダニエル・バラダレス(メキシコ)との王座統一戦(10月7日・大田区総合体育館)に向けた練習を公開し「燃えている。早く試合をやりたい」と気合をみなぎらせた。

 試合は当初8月に予定されたが、重岡銀の足のけがで延期。練習では力強いサンドバッグ打ちなどで順調な回復をアピール。この日にスパーリングを打ち上げ「やりたいことはできた」と自信を漂わせた。

 1月の世界初挑戦はバラダレスの負傷により、無効試合となった。決着へ「進化を見せられると思う。確実に追い詰めていく」と話した。

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