アジア大会自転車で3種目「金」 競泳松元、青木もV

女子ケイリンで金メダルを獲得した佐藤水菜=杭州(共同)

 【杭州共同】杭州アジア大会第5日の27日、自転車の女子ケイリンで24歳の佐藤水菜(日本競輪選手会)が初の金メダルを手にした。4000メートル団体追い抜きの日本は男女とも決勝で中国を下し、男子(松田、窪木、橋本、児島)は1990年北京大会以来の優勝で、女子(梶原、池田、内野、垣田)は初めて頂点に立った。

 競泳の男子100メートルバタフライで松元克央(ミツウロコ)が51秒13で競り勝ち、この種目で日本勢4大会ぶりの金メダルに輝いた。女子100メートル平泳ぎは日本記録保持者の青木玲緒樹(ミズノ)が1分6秒81で勝ち、鈴木聡美(ミキハウス)が0秒14差の2位に続いた。女子の100メートルバタフライの相馬あい(ミキハウス)と400メートル個人メドレーの谷川亜華葉(イトマン近大)、混合400メートルメドレーリレーの日本(入江、日本、相馬、池本)は銀メダルだった。

 柔道の混合団体決勝で日本はウズベキスタンを4―0で退け、2大会連続で制した。

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