藤波朱理が五輪へ、126連勝 レスリング、元木咲良も代表に

女子53キロ級準決勝 ギリシャ選手を攻める藤波朱理=ベオグラード(共同)

 来年のパリ五輪予選を兼ねたレスリングの世界選手権第5日は20日、ベオグラードで女子が行われ、53キロ級で19歳の藤波朱理(日体大)、62キロ級で21歳の元木咲良(育英大)が21日の決勝に進み、それぞれ初の五輪代表に決まった。藤波は4試合に勝ち、2017年9月からの連勝を126とした。準決勝でギリシャ選手を下し、元木はノルウェー選手に勝った。

 68キロ級で昨年2位の石井亜海(育英大)は準決勝でトルコ選手に敗れ、21日の3位決定戦に回った。

 五輪階級で5位以内の選手の国・地域に出場枠が与えられ、日本勢は3位以内で代表に決まる。

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