大谷が右肘手術「無事成功」 来季は打者専念、二刀流は25年

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平=2月(共同)

 【セントピーターズバーグ共同】米大リーグ、エンゼルスは19日、大谷翔平(29)がロサンゼルスの病院で靱帯を損傷している右肘の手術を受けたと発表した。右肘手術はメジャー1年目の2018年10月に受けており、2度目となる。前回と同じ靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)かどうかは明らかにされていない。

 大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏の声明によると、24年は開幕から打者に専念して出場でき、投手での復帰は25年になる見通し。大谷は自身のインスタグラムに「早朝に手術を受け、無事成功した。不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになったが、残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張る」と記した。

 オフにフリーエージェントになる大谷の契約にも影響を与えることは必至だ。前回の手術後は19年5月に打者で復帰し、投手では新型コロナウイルス禍で開幕が遅れた20年7月にマウンドに戻った。

8月23日、レッズ戦のマウンドで手元を見つめるエンゼルスの大谷翔平。降板後、右肘靱帯損傷が判明した=アナハイム(共同)

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