大谷、負傷しても5億ドル? 米報道、契約への影響分析

米大リーグ、レッズとのダブルヘッダー第1試合の2回途中、マウンドでネビン監督(右)と話すエンゼルス・大谷翔平(17)。ここで降板となった=23日、アナハイム(共同)

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平の右肘靱帯損傷判明から一夜明けた24日、米メディアは今オフにフリーエージェントとなり、5億ドル(約730億円)を超える史上最高額になるとも予想されていた大谷の契約に与える影響を相次いで伝えた。

 スポーツ専門サイト「アスレチック」は、大谷が2度目の靱帯再建手術に踏み切っても、球界屈指の強打者であると指摘し「依然として5億ドルの価値がある」と強調。CBSスポーツ(電子版)も「大谷の市場は予想以上に底堅い」と報じた。

 一方、ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)は「再び同じ投手になれる保証はない。今回のけがは(大谷に)1億ドル以上の損失を与えたかもしれない」と契約額が落ちる可能性に触れた上で「皮肉にもエンゼルス残留の可能性が飛躍的に高まった」との見方を示した。

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