【ローマ共同】イタリア南部シチリア島で24日、山火事が発生し、パレルモの空港が25日、一時閉鎖となった。パレルモ周辺では約1500人が避難し、家屋にも被害が出た。一方、同国北部では大荒れの天気となっており、25日までに少なくとも2人が死亡した。地元メディアが報じた。
シチリアでは熱波のため猛烈な暑さとなっている。一部の地域では24日、最高気温が45度を超えたという。
北部ロンバルディア州では女性2人が倒木の下敷きとなり死亡した。州内のマルペンサ空港から米ニューヨークに向かっていたデルタ航空便は24日、激しい嵐で機体を損傷し、ローマ近郊の空港に緊急着陸した。
