LGBT法15日採決提案、自民 参院内閣委、立憲は反対

国会内で開かれた参院内閣委員会理事懇談会=14日午前

 参院内閣委員会は14日、LGBTなど性的少数者への理解増進を目的とした法案を巡り、理事懇談会を国会内で開いた。自民党は与党修正案の15日の委員会審議入りを提案したが、立憲民主党などが反対し、折り合わなかった。与野党の筆頭理事が引き続き協議する。自民党は同日中に採決する構えで、16日の参院本会議で成立させる日程を想定している。

 与党修正案は13日の衆院本会議で、自民、公明、維新、国民民主の4党などの賛成多数で可決された。立民、共産、れいわ新選組、社民は反対した。

 修正案は、性自認表現を与党案の「性同一性」から、維新と国民が提案した「ジェンダーアイデンティティ」に変更した。

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