メキシコ市長が来年の大統領選へ 国を率いる「初の女性になる」

12日、記者会見に臨んだシェインバウム・メキシコ市長=メキシコ市(ロイター=共同)

 【ロサンゼルス共同】メキシコのシェインバウム・メキシコ市長は12日、来年6月に行われる大統領選への出馬に向け、16日に辞任すると表明した。記者会見で、同国を率いる「初の女性になる」と決意を示した。有力候補の一人と目され、ロペスオブラドール大統領の与党、国家再生運動(MORENA)からの出馬を目指す。

 同じく立候補をうかがうエブラルド氏も12日に外相を辞任。選挙活動を本格化させるため動き出した。MORENAは今夏に世論調査を実施し、公認候補を9月6日に公表する。大統領の再選は禁止されており、ロペスオブラドール氏は出馬できない。

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